Akimasa Net >> ひろしま百山(私の踏み跡) >> 上勝成山(山行記)

<上勝成山 展望図>県西部(佐伯・大竹)

<はじめに>

上勝成山045:大峯山、阿弥陀山、東郷山から可部の山
上勝成山086::野貝原山、大野権現山が大きい
上勝成山105:呉の山々
上勝成山129:宮島方面をくわしく見てみる
上勝成山155:経小屋山、河平連山、傘山など
上勝成山205:傘山、三倉岳、下勝成山など
上勝成山290:下勝成山、羅漢山、鬼ヶ城山、吉和冠山など
上勝成山352:吉和冠山、十方山、大峯山など

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図
25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。
(承認番号 平14総使、第485号)。なお、方位は真北から。

上勝成山045:大峯山、阿弥陀山、東郷山から可部の山

2002年05月02日山行記の一部として
(2002年05月03日カシミール3Dを参考に検討を加える)

大峯山の主峰は北東の方角である。右奥に続いて見えるのは907.6m三角点、阿弥陀山、東郷山、869.8m三角点あたりか。さらに窓ヶ山が野貝原山から左へ延びる稜線の左裾にある。窓ヶ山の左奥に見えているのは堂床山、備前坊山あたりだろうか。可部冠山は堂床山の陰になってみえないだろうか。

2002年05月03日記
可部冠山は堂床山のほんのわずか左に見えるとある。二つで一山のように見えるのであろうか。備前坊山も見えるとあるから三山が見えていたのは間違いないだろう。さらに窓ヶ山と並んで向山も(これは見えていた)。向山と野貝原山の間に白木山(左)と鷹ノ巣山(右)が見えるとある。これには気がつかなかった。白木山は別に驚くには値しないが、鷹ノ巣山にはびっくりした。ほんとうにそこまで見通せるのかいつか実際に確認してみたいものだ。

2002年11月09日追記
907.6m三角点とは、阿弥陀山西峰(阿弥陀西と表記)のことであり、891mピークとは、NTT白砂無線中継所の電波塔があるピークのことである。

上勝成山086::野貝原山、大野権現山が大きい

2002年05月02日山行記の一部として
(2002年05月03日カシミール3Dを参考に検討を加える)

東方向、左手に<野貝原山>、右手に<大野権現山>が大きい。
その間に
左から<呉娑々宇山>、<鉾取山>、<絵下山>と続く。
呉娑々宇山と鉾取山の間に見えるのは<日浦山>、<蓮華寺山>だろう。
鉾取山と絵下山の間に見えるピークは<小田山>(左)と石岳山(右)だろうか。

呉娑々宇山(野貝原山の右奥)と鉾取山の間に見える2〜3個のピークは、蓮華寺山(見えている)から高城山(見えない)に続く稜線上のピークである。日浦山は鉾取山のほんのわずか右手前に見えているはずである。

2002年11月09日注記:
2〜3個のピークとは、蓮華寺山〜(高城山)ではなく、<曽場ヶ城山>〜652mピーク〜水ヶ丸山をとらえていた可能性もある。蓮華寺山はそれらの懐におさまっていたのかもしれない。

鉾取山系の後に見えるピークの一つは小田山である。その位置は城山と金ヶ燈篭山の間である。金ヶ燈篭山と絵下山(大野権現山の左奥)の間にもう一つピークが見える。石岳山(左)と石獄山(右)がほとんど折り重なって見えているものと思われる。

大野権現山から右へ流れる稜線上で、船倉山の奥に一段高くピークが見える。ちょうど灰ヶ峰の方角である。

船倉山自体は大野権現山の蔭になって見えない。一段高いピークは野呂山(左)と灰ヶ峰(右)が折り重なる方向である。そこから右に延びる稜線の中に休山、三津峰山と続いて見えているはずだ。

なお、我が鈴ヶ峰がかろうじて野貝原山の右裾に頭をのぞかせているという。位置は呉娑々宇山と蓮華寺山の間である。ただし、ソフトの展望写真では山名が表示されることの方が少ないのでもう少し検討する必要があるだろう。(この他にもソフトの仕様なのかどうか疑問点が多少ある)

上勝成山105:呉の山々

2002年05月02日山行記の一部として
(2002年05月03日カシミール3Dを参考に検討を加える)

大野権現山から右へ流れる稜線上で、船倉山の奥に一段高いピークが見える。ちょうど灰ヶ峰の方角である。

船倉山自体は大野権現山の蔭になって見えない。一段高いピークは野呂山(左)と灰ヶ峰(右)が折り重なる方向である。そこから右に延びる稜線の中に休山〜三津峰山と続いて見えているはずだ。

上勝成山129:宮島方面をくわしく見てみる

2002年05月02日山行記の一部として
(2002年05月03日カシミール3Dを参考に検討を加える)

南東の方角には経小屋山。その左手に宮島が複雑な形を見せている。

宮島が複雑な形に見えるのは無理もない。この地点からは宮島を真横から眺めることになるので、弥山と岩船岳がかなり離れて別の島のように見える。その間には岩船岳に至る縦走路(351mピークなど)も見えているはずである。

弥山グループでは左から弥山、駒ヶ林、前峠山がある。位置は大野権現山と経小屋山のほぼ中間地点(角度として)である。そして、岩船岳から右に続く御床山はほとんど経小屋山の左肩と接している。

複雑な形となるもう一つの理由は、宮島の背後の島々が見とおせるからである。西能美島の砲台山が弥山のわずかに左、同じく宇根山が前峠山のわずかに右にある。岩船岳縦走路351mピークのわずか左に、陀峯山(東能美島)と倉橋島火山(倉橋島)がある。確かにこの方角にピークが一つ頭を出しているのが見える。さらに岳浦山(倉橋島)が岩船岳の左にある。二つ合わせて二峰性の山のように見えているのがそうであろう。

2002年11月09日追記
渡ノ瀬貯水池東北東の方角にある530m台〜560台〜547m〜530m台ピークを目印にすると分かりやすいかもしれない。
530m台ピークとは、530.7m三角点北西3〜400m
560m台ピークとは、567mピーク西北西2〜300m
530m台ピークとは、529.8m三角点北約100m
岩船岳のすぐ左に大黒神島が入るので、岳浦山(倉橋島)を含めてどのような形に見えるのか今後の課題としておこう。

上勝成山155:経小屋山、河平連山、傘山など

2002年05月02日山行記の一部として
(2002年05月03日カシミール3Dを参考に検討を加える)

宮島の岩船岳をさらに右に行ったところにある御床山は、ほとんど経小屋山の左肩と接している。

南方向には、眼下の<河平連山>から右へ<傘山>、<三倉岳>が大きい。その後ろは海である。河平連山の頭の向こうに甲島が浮かぶ。その左手奥に柱島とその周辺の島々、あるいはさらにその向こうの島々が見える。傘山と三倉岳の間の海もはるか向こうまで島影を認める。

視認できた島の位置関係は間違いない。また、傘山の左右奥に見える島は大島であろう。

2002年11月09日追記
山口県大島(屋代島)は最東端の鯛峰、大見山まで見通せるようだ。
(大島については、鈴ヶ峰も参照)
最奥は四国の山々だが省略。実際に確認できた場合に再度検討予定。

上勝成山205:傘山、三倉岳、下勝成山など

2002年05月02日山行記の一部として
(2002年05月03日カシミール3Dを参考に検討を加える)

南方向には、眼下の<河平連山>から右へ<傘山>、<三倉岳>が大きい。その後ろは海である。河平連山の頭の向こうに甲島が浮かぶ。その左手奥に柱島とその周辺の島々、あるいはさらにその向こうの島々が見える。傘山と三倉岳の間の海もはるか向こうまで島影を認める。

視認できた島の位置関係は間違いない。また、傘山の左右奥に見える島は大島であろう。

2002年11月09日追記
三倉岳は上勝成山〜下勝成山の稜線の先にあり、その左右には大分県の山も見えるという。右に英彦山、左に由布岳などである。

上勝成山290:下勝成山、羅漢山、鬼ヶ城山、吉和冠山など

2002年05月02日山行記の一部として

西に羅漢山、北西に安芸冠山(吉和冠山)を見る。

上勝成山352:吉和冠山、十方山、大峯山など

2002年05月02日山行記の一部として
(2002年05月03日カシミール3Dを参考に検討を加える)

北の十方山の方角に平らな山を認める。それより東側は大峯山から左(西)へ延びる大きな稜線で見えない。

私が設定したカシミール3Dでも十方山は見えることになっている。この平らな山は十方山で間違いないだろう。

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