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細見谷渓畔林と十方山林道(出版計画)
<藤本新道>
藤本新道は、二軒小屋〜内黒峠縦走路を結ぶコースで、1999年6月(平成11年)に地元の人の好意によって開かれた登山道だ。ショートカットコースとして使い勝手がよく、内黒峠〜十方山往復で体力に余力がなくなった場合、藤本新道を使って一旦二軒小屋に下りてもよい。二軒小屋から内黒峠へ登り返すには県道252号(恐羅漢公園線)を使う。この県道は舗装道であり、歩いて登るのにそれ程勾配はきつくない。なお、十方山からシシガ谷、十方山林道を経て二軒小屋に至るコースを考える場合、シシガ谷や十方山林道の荒れ方がひどいので、十方山〜内黒峠縦走路から藤本新道を下る方がよほど楽であろう。時間的にもほとんど変わりはない。
藤本新道への取り付きは、二軒小屋から県道252号に入っておよそ10分くらい登った地点にある。二つ目の沢(トチノキあり)を越えて少し行った所で、標高850mラインが県道252号山側の崖マークと接する辺りから、さらに100m(地形図で4mm)位の所だ。登山口に立つと、やや右手尾根の方が高いように感じる。取り付き口は急坂でササをつかんでよじ登る。しばらくすると道は落ち着き、その後は尾根をはずすことなく追ってゆく。やがて、左手樹間に内黒峠からの稜線が見え隠れするようになり、標高1000m前後で、彦八の頭1151.9mを102〜107度に見ながら右に振る。標高1070m前後でこんどは左に振り、内黒峠縦走路から北西支尾根に向って拡がる植林帯のだだっ広い中を行く。全体的に登山道はよく整備されており歩きやすい。
内黒峠縦走路の合流地点は、カサゴヤキビレ1050m台を西に少し登ったところの小コブ1070m台にある。縦走路はそこから十方山に向けて、1152m〜丸子頭1236.3mへと延びていく。
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